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  • スリーエム ジャパン主催セミナー報告(第1回/全3回)

    食品流通のグローバル化で「簡便・迅速な病原菌検査」のニーズ高まる
    ~国際的な潮流から学ぶ「製造環境の衛生管理」「簡便・迅速な試験法の有用性」~

    スリーエム ジャパンは2019年7月12日に東京都内でセミナー「広域的な食中毒事案対策から考える『病原菌検査の重要性』」を開催しました。
    今回のセミナーでは、東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科の木村凡教授に「食中毒細菌による汚染実態から考えるべき検査とは~いま世界で起きていること~」、イオン株式会社 品質管理部の小松幸代部長に「イオン株式会社における品質管理体制」と題してご講演いただくとともに、両講師によるパネルディスカッションを行いました。
    今回のコラムでは、パネルディスカッションの内容をご紹介します。主なテーマとして、①今後の病原菌検査の動向として考えられること、②自社で病原菌検査をする上での留意点、という2点についてご議論いただきました。なお、木村先生、小松先生の講演内容も、今後の本コラムにて紹介してまいります。


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  • スリーエム ジャパン主催セミナー

    写真左から木村教授、小松部長、スリーエム 古川

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  • テーマ1:今後の病原菌検査の動向として考えられること(リステリア、サルモネラを中心に)
    ●リステリア食中毒はグローバルで喫緊かつ深刻な課題、例外なく日本でも管理・対策の重要性、検査の需要は高まる

    ――木村先生の講演では、海外ではリステリア食中毒が多数発生していること、そのため、日本でも今後リステリア食中毒のリスクについて考慮しておく必要があることなどを、ご指摘いただきました(編注:木村先生の講演内容の詳細は、次回以降の本コラムにて掲載いたします)。
    木村先生 海外の食中毒統計を見ると、リステリア食中毒の発生頻度は(サルモネラやノロウイルスなどと比べると)低いですが、致死率が約20%と非常に高いという特徴があります。抵抗力の弱い人では重篤な症状があらわれることもあり、妊婦さんでは死産や流産、高齢者では髄膜脳炎や敗血症のリスクも指摘されています。 また、潜伏期間が3週間と長いため、食中毒が発生した際に原因究明が難しい、という特徴もあります。そのため、海外の食中毒調査でも、患者が1人の散発事例は報告としてあがりにくいのが実態です。

    ――日本では、リステリア食中毒は2001年に北海道で発生したナチュラルチーズの1件のみといわれています。
    木村先生 食中毒としては1件のみですが、感染症としては多数の報告があります。日本でもリステリア食中毒が起きているという認識を持つ必要があるでしょう。

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