• 繁忙期は検査数が2倍!検査結果待ちによる出荷遅延も発生。 人員追加なしでそれらの課題を解決した方法とは?

    ◆お客様情報
    製造品目:アイスクリーム
    企業規模:年間売上80億円
    担当者:品質管理部 部長

【背景】

需要が高まる夏は生産量増加に伴い、検体数も急増。人員不足もあり、製品検査の結果待ちで出荷の遅れが発生していた。さらに、検査員1名が退社し、早急な対応策が求められていた。


[お困りごと]
検査業務が回らないなか担当者が退社!少ない人員で業務遅延は解消できるか

アイスクリームが主力製品の同社では、アイスクリーム市場の拡大に伴い、業績は順調に伸びている。そのなかでも需要が高まる夏は生産量が増加し、検体数も通常の約2倍に増えるため、品質管理部の業務は混乱を極めていた。

安全・安心な商品をお客様に提供するため、製品の出荷は検査の結果を確認してからとしている。4名の検査員は残業をしながら夏場の繁忙期の対応をしていたが、通常期の2倍の検査数を同じ人員で処理するのは困難であった。検査作業の遅れも発生し、出荷のトラックが検査結果待ちをしていることが何日も続いた。納品が遅れれば営業の現場からクレームが入るため、出荷が遅れる度に特別便のトラックを手配していた。しかし、特別便の手配は追加コストになるため経営陣から問題視されていた。製造部門も人手が足らず、随時ヘルプの要請を受けていたが、対応のしようがなかった。

そんななか、検査員1名が退社。市場全体が人手不足の傾向にあるため、新たな人員確保は難しい。残り3名の業務負荷はさらに増し、残業も大幅に増えた。現場は限界に達しており、どうにかして早急に現状を変える必要があった。

  • お困りごとのポイント

    ◆夏の繁忙期は通常期の2倍の検査数になるが、人員不足で対応に苦慮していた

    ◆検査結果待ちによる出荷遅延解消のため特別便トラックを手配していたが、コストが重なり経営陣から問題視されていた

    ◆人員不足のなか検査員1名が退社。新たな人材を募集しても集まらない

【解決方法】
微生物検査の作業時間削減、培養時間短縮により人員不足問題を解決!さらに、ゆとりが生む付加価値で社内の評価も上昇

品質管理部 部長A氏は、かねてより取引業者から提案を受けていた3M™ ペトリフィルム™ 培地を導入することにした。寒天培地に比べ、1検体あたりの培地コストが上がるためこれまで導入を見送ってきたが、人員追加がないなかの解決手段として導入に踏み切ったのだ。

従来の寒天培地による検査法と比べると、3M™ ペトリフィルム™ 培地は培地の調製や片付けの時間を大幅に削減できることがわかった。その結果、これまで検体数が増加する繁忙期は残業をしてなんとか検査業務をまわしていたが、業務時間内に余裕をもって検査が終えられるようになった。 検査の作業にかかる時間が短縮できたことによって、出荷のトラックが来る時間までに結果判定を行うことができるようになり、出荷遅延問題は解消された。
また、従来は一般生菌、黄色ブドウ球菌の培養時間は48時間かかっていたが、3M™ ペトリフィルム™ 培地 迅速測定シリーズを導入することで、大腸菌群も含めた主要な検査項目が24時間で判定可能となった。これにより、製品を出荷するまで2日間かかっていたところを1日に短縮することができ、在庫回転率も向上した。

3M™ ペトリフィルム™ 培地の取り扱いにさらに慣れてくると、検体の接種や判定時間も、導入当初よりも短縮された。検査業務にもゆとりが生まれ、検査員3名のままで検査業務だけでなく、製造現場からのヘルプ要請にも応えられるまでになった。これらの好循環により、社内での品質管理部の評価は上々である。

培地のコストだけでみると、たしかに3M™ ペトリフィルム™ 培地を使用したことにより費用は上がった。しかしながら、出荷遅延がなくなり、さらには商品の在庫回転率が上昇したこと、新たな人員追加を行わずにこの状況を乗り切れたことを考えれば、適切な選択だったといえる。品質管理部 部長A氏は、今後も品質管理部だけでなく会社全体のことも考えて業務を進めていきたいと考えている。

  • 解決のポイント

    ◆3M™ ペトリフィルム™ 培地の導入により、検体数増加時にも現行人員で対応できる検査体制を構築

    ◆検査の作業にかかる時間を削減することにより、商品の出荷遅延の問題を解消

    ◆3M™ ペトリフィルム™ 培地 迅速測定シリーズの導入により、検査結果が1日早くわかるようになり、在庫回転率が向上し、会社全体の最適化にもつながった

Follow Us
地域を変更する
日本 - 日本語