外部委託の検査を見直し、低コストで十分な微生物検査体制を構築する

  • ◆お客様情報

    製造品目:食肉
    企業規模:年間売上20億円
    担当者:品質管理部 部長
  • 製造品目:食肉


■お困りごと

  • 検体数の増加に伴い外部委託の検査費用も大幅に増加。予算の制約で必要十分な検査ができない。

    これまでA社の微生物検査は最終製品を中心に行っており、その検査を外部に委託していました。
    A社では製品の検査結果が取引先の基準値を超えることが度々あり、取引先から衛生管理の改善を求められていました。そのため、取引のある洗浄サービスの会社に相談したところ、製品の微生物汚染を低減するためには製造工程中の衛生管理を強化する必要があるとのアドバイスを受けました。また、その衛生管理が正しく行われていることを確認するために、最終製品の検査のみならず、原料、中間製品、製造環境の検査も実施する必要があるとわかりました。しかし、検査のための予算に限りがあったため、外部委託できる検体数を大幅に増やすことができないという課題を抱えていました。


解決方法

  • 3M™ ペトリフィルム™ 培地で自社内に微生物検査体制を確立。1検体あたりのコストも抑えつつ、衛生管理を強化

    A社では、微生物検査のランニングコストを抑えるため、自社で微生物検査の体制を構築することを検討し始めました。しかし、微生物検査の知識と技量のある従業員がいなかったため、寒天培地を使用した試験法を自社に導入することは非常に難しいと感じていました。そんな時、取引業者から3M™ ペトリフィルム™ 培地を紹介されました。
    3M™ ペトリフィルム™ 培地は、検査プロセスもシンプルで、操作や測定も簡単。増加した検体数を自社で実施しても、従業員を新たに雇用することなく検査体制を確立でき、必要な検査器具の購入も最小限で済むことがわかりました。また、1検体あたりの微生物検査の費用も外部委託と比較し大幅に抑えることができるとわかり、3M™ ペトリフィルム™ 培地の導入を決定しました。
    自社で微生物検査を開始して以降、製品や製造環境の検査結果を迅速に製造現場へ共有できるようになりました。その結果、製造工程のどこで微生物汚染が起きやすいかを特定することが以前に比べ容易になりました。また、検査結果をもとに、機器や製造環境の清掃、器具の交換、原材料の見直し等の継続的な改善を実施することで、最終製品の微生物検査の結果のばらつきもなくなり、衛生管理に対する取引先の懸念もなくなりました。
    さらに、微生物検査の結果を迅速に社内に共有できるようになったことで従業員全員の衛生意識が向上し、衛生的な工程管理を維持しています。

  • 解決のポイント

    • 自社で微生物検査の体制を確立することにより、検体数を増やすことができ、検査を外部委託していた時に比べ1検体あたりのコストを大幅に削減することができた。
    • 検査結果を迅速に共有できるため、どの工程に微生物汚染のリスクがあるのかを認識することができた。
    • 製品のみならず、製造環境や設備の微生物検査の結果を社内で共有することで、従業員の衛生意識が向上した。
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