3M Health Care Business(3Mヘルスケアビジネス)は、救命救急医療、慢性期医療、感染管理、歯科、医療情報管理、ドラッグデリバリー、食品安全衛生などの分野に関わる製品やソリューションの提供で世界をリードしています。3Mは健康を促進し、医療の質、コスト、そして予後の改善に役立つ製品をお届けします。
3Mは、3Mと共通の関心分野を持つ研究者主導研究(ISR)の支援に尽力しており、3M製品に関連のある科学的および技術的知識の裾野をさらに広げています。研究者主導研究には、社外の研究者(例えば、個人研究者、研究所、共同研究グループ、共同臨床試験グループなど)が、適用される法律的、倫理的、規制的要件に従って着手・実施・管理する独自開発の臨床試験や基礎研究が含まれます。研究者は、3Mの製品または技術の提供を受ける形で支援、研究資金提供、あるいはその両方を申請することができます。
3M Infection Prevention(3M感染管理製品事業): 科学と臨床分野の知見を融合させることにより、医療用ソリューションの提供を通じて世界中の患者を守るグローバルな牽引役へと成長してきました。手術部位における予防可能な感染症を根絶すべく、そして患者一人ひとりの手術がより安全なものとなるよう、革新を続けています。院内感染対策用のソリューションを幅広く取り揃えており、手術室で使用する製品はもとより、滅菌保証を担うモニタリング製品、さらには適切な心電図モニタリングを行う製品などもあります。
主要製品の一例:3M™ サージカルクリッパー、3M™ アイオバン™ スペシャル インサイズドレープ、3M™ Avagard™ CHG、3M™ ベアーハガー™ 深部温モニタリングシステム、3M™ アテスト™ 滅菌製品、3M™ リットマン™ ステソスコープ、3M™ レッド ダット™ モニタリング電極。
3M Critical and Chronic Care Solutions(皮膚創傷ケア製品事業):すべての製品で目指しているのは、医療従事者の業務効率の良さと患者の快適性向上です。サージカルテープやスキンクロージャー、クリームやドレッシングに至るまで、これらが患者のより良いアウトカムに役立つことを願っています。カテーテル関連血流感染症リスクの軽減、血管内カテーテルや器具類の皮膚への固定、急性創傷および慢性創傷の治癒促進などに役立つ製品を用意しています。3Mの固定用製品ラインは、粘着剤に起因する皮膚損傷を最小限に抑えつつ、適切に固定するという医療現場の目的を果たせるよう、さまざまな器具類を皮膚に固定するための設計が施されています。
主要製品の一例:テガダーム™ ドレッシング、キャビロン™ 皮膚用保護皮膜、キャビロン™ 非アルコール性皮膜、キャビロン™ ポリマーコーティング クリーム、サージカルテープ、キュロス™ プロテクタ、ステリストリップ™ スキンクロージャー。
歯科治療および矯正歯科ソリューションをご提供します。フィルテック™ コンポジットレジン、リライエックス™ セメント、ラヴァ™ 歯冠材料、クリンプロ™ 予防歯科製品など、歯科業界におけるブランド製品群が病気を予防し修復処置を簡便にします。クリアティ™、スマートクリップ™、インコグニト™、ビクトリー シリーズ™ のブラケットやアプライアンス、さらにはAPC™ Flash-Free接着剤つきシステムは、審美性を達成しつつ歯科矯正治療プロセスの時間短縮に貢献します。
変革の進む医療環境を予測し先導すべく、医療提供者、医療費負担者、政府機関と共に協力しています。3Mでは、クライアントが量の医療から価値重視の医療に転換できるよう、医療実績測定・管理ソリューション、分析サービスや戦略サービスなどをご用意し、それらを多額の節約につなげ、医療提供者の業績向上や医療実現をもたらします。3Mの革新的なソフトウェアは、ワンランク上のコンピュータ支援医療事務、臨床治療文書化の改善、実績モニタリング、予後報告および用語管理を目指して設計されています。
※本邦では本サービス提供及びソフトウェア販売は未実施。
Drug Delivery Systems:吸入や経皮によるドラッグデリバリーテクノロジーに関するソリューションです。このテクノロジーには、Hollow Microstructured Transdermal System™(hMTS™)およびToll様受容体(TLR)アゴニスト(TLR7、TLR8、TLR7/8)などがあります。
食品の品質基準を満たし維持するために役立つ製品アプリケーションをお届けしています。これらの製品によって運用コストを押し下げつつ検査の信頼性を高めることができ、世界中に広がる製品サポートが受けられます。
研究者は、該当する治療領域において適切な訓練経験および知識を有している必要があり、加えて、適切な訓練を受けたスタッフと研究実施のための施設を有していなければなりません。研究者はさらに以下指針の順守を要することがあります。医薬品及び医療機器の臨床試験の実施基準(GCP)、文書化管理基準(GDP)、該当する場合には加えて医薬品及び医療機器の安全性に関する非臨床試験の実施基準(GLP)。さらなる規制が適用される可能性もあります。
以下リストは、3Mに初期の構想を提出する際に必要となる一般的な要件をまとめたものです。研究案を3Mに提出する際には下記内容の確認をお願いします。
試験において必要な情報:
提出された研究案は、3Mによる審査を受けます。場合によっては、追加の科学的情報(つまり、プロトコル)、予想される公表文献、詳細予算などをはじめとする追加情報が要求される可能性があります。
ISRの申請は随時、行うことができます。必要事項がすべて記載された提案書のみが審査対象となります。できる限り早期の審査を実施しますが、実際の審査時期は複数の要因により変動します。以下の図は、ISRの大まかなプロセスを示しています。
3Mは、申請を受領してから4週間以内に回答するよう努めています。なお、申請をもって承認または支援が確約されるわけではありません。
登録·ログイン·申請(研究者)
審査·決定(3M)
追加情報·契約(両者)
開始(研究者)
研究の実施(研究者)
終了および公表(両者)
ISRの提出は随時、行うことができます。必須項目が記載された完全な提案書のみが審査対象となります。申請はできる限り早期に審査されますが、実際の審査時期は複数の要因により変動します。
そのような場合でも申請可能です。
本システムは英語のみで設定されています。お手数ですが英語で申請してください。
このポータルシステムでは申請を途中保存することができます。必須項目が未記入の場合、申請が3Mに送信されません。3Mへの申請前に必須項目をすべて記入してください。
提出は随時、申請者または3Mによって取り下げることができます。
研究実施に向けて適切なリソースが利用可能な状態となるよう、研究者ご自身で確実にご対応ください。