3M™ ねじプレコート型接着・シール剤 2451J/2451JN

特長

• たしかな固定力を発揮します。マイクロカプセルに封入したエポキシ樹脂を主成分とする、高強度なエポキシ樹脂系接着剤です。アクリル系接着剤の持つ欠点を改善し、機械的強度、接着性、耐熱性、耐薬品性に優れた特性を示します。
• 小さなねじにも有効です。カプセルの粒径が約20.00μm～約70.00μmのマイクロサイズなため、ピッチが0.25mmのようなM2の小ねじにも固着力が発揮でき、幅広いサイズのボルトに対応可能です。
• ロック効果とシール効果を同時に実現します。ねじ部の締付の際の摩擦力によってカプセルが破壊され、カプセル壁によって隔離されていた主剤と硬化剤成分が混合し、硬化反応が始まります。また、ねじ部の隙間も充墳され、固着強度(接着力)とともにシール効果も実現します。嫌気性接着剤に比べ、完全硬化時間が長いため、条件によっては締結後の増し締めも可能です。
• 潤滑効果があり、トルク係数を安定化します。トルク係数の高い(摩擦係数の高い)材料に対し、潤滑効果があります。たとえば、トルク係数が0.5を超えることがあるステンレスボトルもトルク係数が安定化し、焼き付けなどの不具合を低減することができます。