マイク・ローマン
会長 兼 最高経営責任者
マイク・ローマンは、320億USドルのサイエンスカンパニーである3M社の会長 兼 最高経営責任者(CEO)です。人びとの暮らしをより良いものにし、問題を解決するために世界中で働く9万人以上の社員のリーダーです。3Mは、テクノロジープラットフォームを活用して、お客様のために独自のソリューションを創造し、4つのビジネスグループ(セイフティ&インダストリアル、トランスポーテーション&エレクトロニクス、ヘルスケア、コンシューマー)から市場に製品を提供しています。
マイクのリーダーシップのもと、3Mは成長を続けるために以下の4つを優先して推し進めています。ポートフォリオ、トランスフォーメーション、イノベーション、ピープル&カルチャーです。これらの優先事項は、3Mのバリュー・モデルの重要な要素であり、すべてのステークホルダーに利益をもたらすことができるのです。3Mの売上の3分の1は過去5年間に発売された製品によるもので、過去63年間、配当を増やし続けています。3Mは、エシスフィアの「世界で最も倫理的な企業(the World’s Most Ethical Companies)」に8年連続で選出されており、近年ファスト・カンパニーから「イノベーターにとって最高の企業(the Best Employers for Innovators)」の1つに認定されました。2017年、3Mはダイバーシティとインクルージョンへの取り組みが評価され、名誉あるカタリスト・アワードを受賞しました。マイクはインクルージョンを加速することを誓った他のCEOたちと共に、「変化を推し進める擁護者(Catalyst Champion for Change)」にも選ばれています。
マイクは2019年5月に取締役会会長に、2018年7月に最高経営責任者に就任しました。それ以前は、最高執行責任者を務め、3M最大の事業グループを率い、チーフストラテジストを務めていました。3Mでの30年にわたるキャリアを通じて、米国、欧州、アジアなど世界各地で生活し、ビジネスをリードしてきました。1988年に入社した際は、シニア・デザイン・エンジニアでした。
マイクはミネソタ大学で学士号、南カリフォルニア大学で電気工学の修士号を取得しています。また、アボット・ラボラトリーズの取締役とミネソタ大学財団の評議員を務めています。マイクと彼の家族は、様々な運動やアウトドアを楽しんでいます。また、自身が「ビッグ」であったことから、子供たちと大人のメンターを結びつける活動を行う非営利団体ビッグブラザーズ・ビッグシスターズ・オブ・アメリカの長年の支援者でもあります。