3M™ キュービトロン™ II クロスベルト 784F

中加重アプリケーションにおける優れたパフォーマンス：
3M™ キュービトロン™ IIクロスベルト784Fは、中加重の工業用途を念頭に、3M精密成形砥粒を使用して設計されており、極めて高速で研削し、研磨中に自動研磨されます。この高性能ベルトにはセラミックと酸化アルミニウムの混合物が含まれており、完全なセラミックベルトが十分に活用されない可能性のある中加重アプリケーションでコスト効率の高い性能を発揮します。粗目グレード36 ～ 80にはYF wt. のバッキングが付属し、より細かい等級の120-180にはより軽いXF wt. のバッキングが付属します。どちらのウェイトにも適度に柔軟性があり、わずかな曲面や平らな面にもよくフィットします。

ロボットによる研磨とゲート除去に最適：
ロボット研磨などの中加重および高加重用途では、高速研削と長寿命を実現する3M™ キュービトロン™ IIクロスベルト784Fなどの高品質研磨ベルトを選択することが重要です。ベルト内の砥粒は継続的に破砕されて鋭利なエッジを形成し、ベルトの寿命全体にわたり研削し続けるため、ロボットセルでの交換とダウンタイムが削減されます。これにより、セルの効率が最大化され、ベルトあたりの部品の生産量が増加します。

湿式でも乾式でも稼働：
3M™ キュービトロン™ IIクロスベルト784Fは、耐水性ポリエステルバッキングを使用しているため、濡れた状態でも乾いた状態でも使用できます。ステンレス鋼、チタン、ニッケル合金、コバルト合金などの熱に対して敏感な合金を熱による応力亀裂や変色から保護するために、研磨温度を下げる研削補助を組み込みました。さらに、研磨材は樹脂でバッキングにしっかりと接着されており、高熱や高加重下で耐久性を維持します。

3M精密成形砥粒ブレンドの科学：
3M精密成形砥粒は研磨技術における大きな進歩です。このセラミック砥粒は、砥粒の強靭性と硬度を高めるために独自のプロセスを使用して設計されています。3Mの科学者たちは、さらに一歩進んで、従来の研磨材のようにガウジングや「鋤いたり」するのではなく、継続的に破砕されて非常に鋭利な先端とエッジになり被研磨物をスライスする、均一な三角形の砥粒を形成するように砥粒を設計しました。超高速研削を実現し、ワークピースに熱が蓄積するのを軽減し、熱による応力亀裂や変色を軽減します。さらに、3M精密成形砥粒は低温でより鋭利な状態を保つため、従来の研磨材よりも長持ちします。

過酷な産業環境向けに設計：
3Mは100年以上にわたり金属加工業界における研磨材の大手サプライヤーです。3Mは、研磨や仕上げの用途を問わず、砥粒、バッキング、接着剤の幅広い組み合わせにより、高品質のコーティング研磨材と接着研磨材のフルラインナップを提供します。3M精密成形砥粒は、極めて高速の研削と長寿命を誇り、産業環境に最適です。3M™ キュービトロン™ IIクロスベルト784Fは、熱に対して敏感な合金を含むすべての金属において、製品寿命全体にわたり速く均一な結果を生みます。