非成形単層でありながら、現在および将来の NVHの課題に対して不織布技術と多孔質粒子の相乗効果を活用しながら解決します。
3M™ Flexile 防音材 FAB1210 は単層でありながら、不織布技術と多孔質粒子の相乗効果を活用し、現在および将来の NVH-T の課題として挙げられる、タイヤやロードノイズなどを解決します。薄い材料でありながら、高周波帯域の吸音性能を損うことなく、中周波帯域の吸音性能を発揮します。
3M FAB1210は、複数のNVH吸音特性を非成型単層で兼ね備えています。成型工程が不要になり、成型に伴うコストも削減できる可能性があり、全体的に軽量なシステムソリューションとなります。3M FAB1210は、EVAやウレタンなどの多層NVHソリューションを単層材料に置き換える機会を提供します。
3M FAB1210は、高周波数帯域(>2000Hz)での性能を損なうことなく、中周波数帯域(500-2000Hz)で一般的な吸音材よりも優れた性能を発揮します。このため、1200Hz以下の低中周波ノイズへの対応に優れています。この周波数帯域の典型的なノイズは、タイヤやロードなどから発生する可能性があります。このような対策困難な領域に対応することで、OEMがNVH性能要件を満たし、タイヤノイズやロードノイズを低減することで乗客の快適性向上をサポートします。
わずか19.50mmの3M FAB1210は、スペースが限られた用途に最適で、設計の自由度を向上し、車内スペースを拡大できる可能性があります。当社の材料は、一般的な遮音材よりも軽量であるため、燃費や走行距離の効率を高めることができます。