平塚 毅 - Tsuyoshi Hiratsuka
00004,10001,20003,30009,40007,40006,40004,40002,40001
アミューズメント業界は外観が重要なので、塗装工程が大切になります。塗装がしやすいように、母材に表面処理鋼板(SECC)を使用することが多いのですが、表面処理鋼板のビードを取ると、一緒にコーティングも取って目詰まりしやすいのが悩みでした。
以前作業者だった頃は、刃が目詰まりするたびにポイポイ捨てて、しょっちゅう交換していました。替え刃を取りに事務所に何度も戻るので、何で戻ってきているんだって、当時の製造部長に怒られましたよ。
管理者になってからは、その経験を活かして、目詰まりしにくいディスクを探しました。もう嫌だってくらい色んなメーカーの製品を試す中で、紹介してもらったのが3M™ セラミックディスク 957Aです。
作業者は、狙おうとすると感覚的に先端を使ってしまいます。そうすると、先端から目詰まりして使えなくなってしまう。3M™ セラミックディスク 957Aは、均等に刃が削れるから、目詰まりしないんですよね。
それでも研磨力が落ちて使えなくなったら、前工程の作業者が持って行ってバリ取りに使う。バリ取りの場合は新しい刃だと逆に切れ過ぎてしまうので、溶接で使えなくなった刃くらいがちょうどいいんです。使えなくなったらすぐ捨てていた頃に比べると、トータルコスト的にはむしろ助かっています。
山形県上山市にある株式会社カネト製作所
愛用して頂いている3M™セラミックディスク957A
今の溶接業界は10年以上前のように、ただくっついていれば良いという訳ではなく、繊細な仕上がりが求められています。
その点、3Mのディスクを使わせていれば、品質が安定しているかを、付きっきりで見ていないで済む。管理側としても安心していられるんです。
忙しい時は、事務の人間にも現場に入ってもらいますしね。安定して高いレベルの仕上がりを提供できるようになったから、農機具関係からアミューズメント関係、家具関係まで進出できました。ちょっとした道具だけでここまで変わるんだと驚いています。
何も考えずに以前と同じ道具を使っていたら、ここまで来られたんだろうかと思いますよ。
導入当時は、なんでこんな高いディスク使っているんだって怒られました。今でも、他の企業の人に、なんでこれ使っているのって聞かれますよ。
でもこれは「作業のしやすさ」という中身の問題。お金で解決できない部分。
短納期に応えるために、管理者側が無理・無茶をかけることもある。溶接の工程はその中で特にスケジュールが圧迫されがちです。表面処理鋼板が多いうちの事業の中では、3M™ セラミックディスク 957Aでやった方が、楽だし速いし目詰まりしない。
仕上げの工程からこのディスクは絶対外さないようにしようっていうところまで、もう来てますよ。
• 3Mの独創的な研究によって生まれた、画期的なセラミック砥粒。
• 普通鋼はもちろん、ステンレスなど難削材で 高い研磨力と寿命を発揮。
• 15mmセンター穴を採用したため、ワッシャーを介さずに交換が簡単。
3M™研磨材 サンプルお試しキャンペーン