リライエックス™ ユニセム 2 オートミックス 歯科接着用レジンセメントを用いた
塗布直後は親水性を有しているため、象牙質にしっかりなじみます。根管内の湿潤下においても前処理なしで高い接着力を発揮します。リライエックス™ ファイバーポストとのコンビネーションで約10年間の臨床実績があります。
通法に従い歯内療法を行い、ガッタパーチャーによる根管の充填を行います。
リライエックス™ ファイバーポスト ユニバーサルドリル、ピーソリーマー等を使用して根管充塡材を除去します。
適切なサイズの根管形成ドリルを用いて、削りすぎに注意しつつ、根管を拡大・形成します。
パッケージ裏面のアルミシートを切ってファイバーポストを取り出します。
形成した根管にポストを試適し、正確に適合し、きつすぎないことを確認します。
※カラーコードで位置決めをします。
ダイヤモンドディスク等を用いてポストを切断します。
※ハサミ、メスによる切断は行わないでください。
ファイバーポストをアルコールで消毒し、水・オイルを含まないエアーで乾燥します。
※リライエックス™ ユニセム 2 オートミックスを使用する場合、プライマーは不要です。
根管内を2.5~5.25%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いて清掃、消毒を行います。
※過酸化水素水、その他の消毒剤、EDTAを含む溶液などを使用しないでください。
すぐに水で洗浄します。
ペーパーポイント等で乾燥します。
リライエックス™ ユニセム 2 オートミックス 歯科接着用レジンセメントにミキシングチップを取り付け、さらにエンド用チップを取り付けます。
チップ先端を根管奥まで差し入れ、引き上げながらセメントを填入します。
※上から流し込むと根管部分に気泡が残る原因になります。
ファイバーポストを埋入します。
ポストを押さえながら、適切な器具または綿球を使い、余剰セメントを除去します。
40秒光照射するか、もしくは化学重合で6分間硬化を待ちます。
スコッチボンド™ ユニバーサル アドヒーシブをディスポーザブルアプリケーターブラシにて塗布し20秒間処理します。
ゆるやかなエアーで、波を打っていたアドヒーシブが動かなくなるまで約5秒間乾燥します。
10秒間光照射します。
光重合型支台築造材料を使用し、通法に従い支台歯を築盛します。