補綴物、修復物が装着された口腔内のPMTCの注意点

補綴物、修復物が装着された口腔内のPMTCの注意点

天然歯質と補綴物、修復物を明確に区別し、基本的に天然歯質を対象に扱いましょう。修復材料にはペーストの過剰な使用は避け、必要時、必要部位に使用することが大切です。

  •  症例写真 1

    上顎左3番 天然歯、上顎左4番 CR、上顎左5番 ハイブリッドレジン系クラウン、上顎左6番 セラミックスクラウンが混在。

  • 症例写真 2

    歯垢染色液で染色後、レジン系材料は、プラスチックキュレットや音波振動ブラシで汚れを除去。

  • 症例写真 3

    先に天然歯質から研磨し、レジン系修復部位は粒子が細かくなってから研磨。

    写真提供 : 加藤 正治 先生(東京都ご開業)

PMTCペーストでは補綴物、修復物のツヤ出し研磨はできません。

(光沢回復にはダイヤモンド粒子配合の補綴物専用ペーストを使用してください。)
  • 過剰な研磨をするとどうなるか?

    充填用コンポジットレジンやハイブリッドレジン系材料、メタル材料は、過剰な研磨でツヤがなくなると回復が困難に。バイオフィルムやステインがつきやすくなります。

  • 過剰な研磨をするとどうなるか?

販売名:クリンプロ クリーニング ペースト PMTC用  届出番号:13B1X10109000259