陶材が破折し、一部金属が露出しています。
破折修復を行う表面をダイヤモンドバーやアルミナによるサンドブラスト処理によって粗面化します。
また、マージン部分には幅1mmのベベルをつけます。
水洗後、エアーで十分に乾燥します。
スコッチボンド™ ユニバーサルを塗布し、20秒間処理します。その後、塗布面をゆるやかなエアーで、波を打っていたアドヒーシブが動かなくなるまで約5秒間乾燥します。
乾燥後、10秒間光照射します。
適切な金属マスキング材で金属色を遮蔽します。(金属面が露出していない場合はこのステップは不要です)
光重合型コンポジットレジンを用い充填し、コンポジットレジンの取扱説明書に従って光照射をします。
形態を整えた後、ソフレックス™ などを用いて研磨します。
審美的にも充分満足できる状態にリペアできています。