ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(現: 3M)は、採鉱事業からビジネスを開始しました。サンドペーパーが最初の商品でした。
自動車が普及するようになり、世の中では車の色を選びたいという消費者の欲求が高まってきました。そのような中に出てきた、車の一部を布製のテープでマスキングする技術は、自動車メーカーがカラフルな外観に仕上げることに大きく貢献しました。
第二次世界大戦は、産業界において、PVC、可塑化ビニールなど、数多くのイノベーティブな商品を生み出しました。
電気絶縁用ビニールテープを発明した3名の技術者の1人で あるエスターは、接着剤に適した新しい可塑剤を発見しま した。これが電気絶縁用ビニールテープが実現するきっか けとなりました。
3Mは1946年1月に特許を申請し、No.33テープ(当初は 白色と黄色)は電気絶縁するための新たな業界標準の商品 になりました。
No,33テープの広告がテレビコマーシャルにもなりました。
3Mの電気絶縁用ビニールテープの便利さを紹介しています。
3Mは、改良された新しい電気絶縁用ビニールテープ スーパー
33を販売開始しました。紫外線耐性が強い黒色になり、使用
温度範囲が 80℃まで広がりました。
3Mは、電気絶縁用ビニールテープをさらに改良し、スーパー33+テープを販売開始しました。使用温度範囲が、105℃までになり、広い温度環境で驚くべき安定した性能を実現しました。
3Mは、最初の高圧絶縁用テープの商品 スコッチⓇ 自己融着テープ 130Cを発売しました。 電気絶縁用ビニールテープと併用いただけます。
スコッチⓇ 電気絶縁用ビニールテープ 33+ テープの歴史は、過去30年間たゆまずに続けた商品改良の歴史です。
3Mは、スーパー33+ テープをさらに製品改良し、優れた弾性ももつようになりました。電気絶縁用ビニールテープの業界標準を新たに塗り替えました。
電気絶縁用ビニールテープが世の中に生まれてきたことは喜ばしいことです。これからも3Mはお客様の生活やお仕事をサポートできるように技術の革新を目指して進んでまいります。