私たちは、世界中の医療活動をサポートし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大との戦いを支援することに全力で取り組んでいます。
「3M™ マスクにくっつくアイガード」に関しまして、国内工場での増産体制を整えました。
また、N95サージカルマスクに関しまして、より多くのお客様へ製品をお届けできるよう製造拠点を追加し、供給体制の強化に取り組んでおります。3M™ Aura™ N95微粒子用マスク(製品番号:1870+)の受注を再開致しましたので、ご案内致します。
新型コロナウイルス感染症対策として再確認が重要となっているPPEに関し、N95マスクと眼の防護具に関する教育コンテンツのご提供もしておりますので、ご利用ください。
監修:山形大学医学部附属病院 検査部部長・病院教授 感染制御部部長 森兼啓太先生
3Mでは、使い捨てのサージカルマスクやN95マスクの再利用は推奨していません。ウイルス、バクテリア等を含んだ粒子は、使用中にN95マスクのフィルター繊維に捕集され、使用後も繊維に残ります。使用後のマスクの取り扱い・保管には、さらなる感染拡大のリスクがあります。
CDCのガイドラインでは、「N95マスクの不足時には、医療従事者を感染から守りつつ、限られた資材を効率よく使用するために、いくつかのアプローチを組み合わせる必要がある」という記載があり、N95マスクの再利用を推奨しています。
詳しい情報はこちら(CDCのサイトへ飛びます)
N95マスクを最大何回まで安全に再利用できるかについて、明確に定めることはできません。N95マスクの安全な再利用については、N95マスクの性能や汚染に影響を与えうる様々な要因を考慮し、検討する必要があります。
N95マスクの長期使用または限定的な再利用を許可する場合には、施設の感染対策チームによって方針を策定してください。
効果を正しく発揮するために、N95マスクを正しく着用し、曝露のリスクがある間ずっと着用し続ける必要があります。
着用方法:
取り外し方法:N95マスクの表面に触れないように注意してください。
使用済みマスクは指定された保管エリアに吊るすか、通気性のある紙袋などの中で清潔に保管するよう、CDCから案内が出ています。
交差感染のリスクを最小限に抑えるために、マスク同士が互いに触れないように保管し、そのマスクの使用者が誰であるか明確に識別されるようにしてください。保管用の紙袋などは定期的に廃棄または清掃する必要があります。
CDCからのガイダンスはこちら(CDCのサイトへ飛びます)
特にN95マスクやフェイスシールドのような個人用防護具(PPE)を長時間使用すると、皮膚に影響を与え、様々なレベルのスキントラブルが引き起こされる可能性があります。それらの皮膚トラブルを最小限に抑えるために、いくつかの対策をご紹介します。
曝露リスクを低減するためには、N95マスク等のフェイスマスクは、皮膚にフィットするように密着させる必要があります。正しく密着した状態になると、吸入した空気の大部分がマスクのフィルター部を通過するようになります。マスクの密閉性(シール性)を妨げるようなものは、着用者を安全に守ることができなくなる恐れがあります。
N95マスク使用時のスキントラブル対策 3つのポイント
N95マスクのシール性を損なわないようスキントラブル対策をした上で、正しくN95マスクを装着することが大切です。
*NPIAP(米国褥瘡諮問委員会)の提言, 2020より
**マスクによっては使用できない場合もある。マスクの取扱説明書に記載がある場合にはそちらを優先する。
はい、使用できます。3M™ キャビロン™ 非アルコール性皮膜は、健常な皮膚を蒸れや摩擦から保護するのに役立ち、適切に使用すれば、N95マスクの密閉性(シール性)を損ないません。
※ご使用の際は、製品についている添付文書を必ずお読みください。
一般医療機器:液体包帯 届出番号:13B1X10109000147 販売名:キャビロン 非アルコール性皮膜 ワイプ
3Mでは、ポリウレタンフォームやハイドロコロイド等のドレッシング材の使用は推奨していません。これらのタイプのドレッシング材は、N95マスクを頬と鼻から浮かせてしまう可能性があり、N95マスクの密閉性(シール性)が損なわれる可能性があります。
備考:ドレッシング材やフィルム材は、皮膚損傷防止のために、フィット感や密閉性が重要でないフェイスシールド等のPPEの下に使用できます。