自動化を検討する前に、どの部品(部分)を優先して自動化するかを決める必要があります。対象となる部品の形状・重量・加工難易度などはロボットシステム設計において基本的かつ重要な要素となります。
ロボットは単純動作の繰り返しに優れています。実際の研磨作業のご担当者と協力して、対象工程の動作分析を行い、バラツキを補正しながら研磨加工を行うステップ、単純動作で研磨加工を行うステップの調査、分析を行うことが必要です。
システムインテグレーターはお客様が対象とする加工工程に合わせたシステムを設計・構築します。バリ取り、溶接ビード研磨、湯口除去など用途に合わせた研磨材の選定が重要となりますが、必ずしも手作業で使用している研磨材がロボット化/自動化にそのまま適用できるとは限りません。対象となる工程の加工目的を把握した上での研磨材選定が必要となります。
ロボットシステムの構築には明確で客観的な判断基準が必要です。製造や品質に関わる標準書と同じ判断基準(測定基準)で現物が判定できなくてはなりません。
生産性(1個あたりの製造時間、日当たりの製造量、など)の向上は自動化のメリットの一つです。システムインテグレータは対象毎の現行の生産性を知ることで、目標生産性を設定できます。また、それを投資判断の一つとして利用することができます。
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