このプログラムは取替え式マスクのろ過材や吸収缶の交換サイクルを確認、定義することで、効率的に管理し安全に作業者を保護することを目的としています。
ろ過材、吸収缶の交換サイクルの確認にご活用ください。
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まず最初に、職場で使用されている呼吸用保護具や吸収缶、ろ過材の使用、交換状況を確認します。
次のステップは、以下の2つの方法のいずれかを用いて、職場の有害物質を特定することです。
①既存データの分析: 既存の作業環境測定結果などを確認し、職場の有害物質とその濃度を把握します。有害物質が不明な場合は、SDSを確認します。
②個人サンプリングによるばく露リスクの分析: ばく露リスクのある有害物質が判明したら、一定のガスや蒸気に対しては、3M™ 有機ガスモニターを使用し、空気中の有害物質の濃度を測定します。粉じん等の粒子状物質に対しては、アクティブサンプラー等を用いて有害物質の濃度を測定します。
ステップ2で確認した有害物質と濃度を基に3M™ 呼吸用保護具選択ソフトウェアを用いて使用すべき呼吸用保護具を選定します。このソフトにはガス、蒸気、粉じんなどを含む800以上の化学物質のデータが含まれています。適切な呼吸用保護具の選択には3M Respirator Selection Guide (英語)も参考にしてください。
ろ過材及び吸収缶の交換サイクル策定は、従業員が適切な時期にろ過材及び吸収缶を交換し有害物質へのばく露から身を守るために重要なプロセスとなります。吸収缶の交換サイクルを設定するには、3M™ サービスライフソフトウエアをご覧ください。
継続して記録を残すことは、交換スケジュールを長期的に遵守するために重要です。また、購買や在庫管理にも役立ちます。採用される面体、ろ過材、吸収缶及びその交換サイクルを記録に残しましょう。