• 工事作業区域の安全性:命を守るための簡単なステップ

    夜間の道路工事区域で、クッションドラム、路面標示、そして「この先1車線」の標識に光が照射されている
     

     

     

    現在、世界では10億台以上の自動車が走っています。いくつかの見積もりによると、その数は2040年までに2倍になるという試算もあります。¹ 道路を共有する車両の数と走行距離が増えるにつれて、道路インフラへの世界的な投資の必要性も高まります。ある試算によると、交通量の増加に対応するためには、毎年9,000億ドルを道路インフラに投資する必要があると言われています²

    道路インフラの整備が進むと、工事作業区域が増えます。これにより、作業者、ドライバー、歩行者のリスクと曝露が増加する可能性があります。実際、工事作業区域の状況では衝突率が25%近く上昇すると言われています。³ 米国では毎年、8万件以上の工事作業区域での事故が発生し、4万人以上の自動車ドライバー、作業者、歩行者が負傷しています。⁴

    道路を共有するすべての人の工事作業区域での安全性を高めることができる、簡単かつ効果的な方法をご確認ください。

     
     

     

     

    より安全な工事作業区域を構築する方法

    工事作業区域は、ドライバーや歩行者にとって、急な速度変更や車線変更、新しいルート、見慣れない標識、注意力散漫の増加など、変化に富み、不慣れで予期せぬ状況に置かれるため、特に危険です。これらの要因を軽減するために、目立つ、分かりやすい工事規制資機材を使用して、ドライバーと歩行者に工事作業区域の交通管制を提供し、安全な工事作業区域の重要な部分にします。工事作業区域の2つの重要な工事保安施設は、路面標示と工事保安標識です。

    • ヘルメットをかぶってお弁当を持っている男性が、ドアが開いている家を背景に、笑顔で若い男の子を抱きしめている
       

      高視認性の工事保安用品

      • 工事保安標識には、ドライバーや歩行者に今後の道路状況、交通法規、ルート変更などを警告するのに役立つメッセージが含まれています。光量の少ない場所や雨の日も含めて、工事作業区域を通過する際に重要な役割を果たすことから、さまざまな状況下で視認性が高いことが重要です。工事作業区域の標識の視認性を高めるのに役立つ技術があります。
      • 蛍光色:蛍光反射シートは、目に見えない紫外線を反射した可視光に変換します。UV波長を可視波長として再放射するため、反射光の合計が通常のシートよりも大きくなります。特に夜明けや夕暮れ時、あるいは曇りの日に工事保安用品が明るくなることを意味します。その結果、ドライバーは蛍光色の工事保安標識を、非蛍光標識よりも遠距離で認識することができます。⁵
      • 再帰反射性:長年にわたり反射シートの技術は、封入レンズのガラスビーズ素材で構成された低性能のASTMタイプIシートから、最新のASTMタイプXIまで、より幅広い条件でより高い反射率を発揮できるように進化してきました。ASTMタイプXI規格に準拠した反射シートは、100%有効なフルキューブプリズム技術を活用しており、利用可能な光の約60%をドライバーに反射させます。近年の車両のヘッドライトでもより反射し、高齢ドライバーにより明るさを提供し、トラックドライバーにより遠くからの標識視認を助けるように設計されています。

     

     

     
    • 車両のヘッドライトが暗闇の中の雨の道を照らし、その先には路面標示やオレンジ色の道路標識が見えます
       

      湿潤時再帰反射機能を有する路面標示材

      • 路面標示は、ドライバーが自分の車線を確認し、車両位置を適切に維持するのに役立ちます。これは、車線が狭く、予期せずシフトする可能性がある工事作業区域で特に重要です。道路標識と同様に、効果的な路面標示の最も重要な特徴は、特に暗い場所や雨が降っている時の視認性です。これが非常に重要である理由を理解するには、路面標示がどのように機能し、水がそれらにどのように影響するかについてもう少し知ることが必要です。
      • 一般に、路面標示には、車両のヘッドライトをドライバーに反射するように設計された再帰反射型ガラスビーズ(素子)が埋め込まれています。最も一般的な路面標示には、昼間の明るい環境を想定して設計された屈折率(RI)1.5の再帰反射素子が使用されています。雨が降ると、反射素子は空気ではなく水に囲まれます。水は空気よりも屈折率が高いため、ヘッドライトからの光ははるかに広く、弱い円錐に広がります。その結果、車両に向かって反射される光はほとんどありません。これにより、路面標示の視認性が大幅に低下します。
      • 過去10年間で、路面標示は、2.4の高屈折率を備えた再帰反射素子とともに開発されてきました。より高屈折率の反射素子は、水幕の効果を逆に活用し、より狭い反射光の円錐形成し、より多くの光をドライバーの目に戻します。これにより、他の路面標示が見えにくい濡れた状態でも路面標示が見えるようになります。
      • これらの高屈折率反射素子を伴う路面標示は、車線逸脱警報(Lane Departure Warning:LDW)や車線維持支援(Lane Keep Assist:LKA)などの先進運転支援システム(Advanced Driving Assistant System:ADAS)を搭載した車両のマシンビジョンシステムにも最適化されています。これは、ADAS搭載車の販売が増えるにつれて、ますます重要になっていきます。

     

     

    死者ゼロに向けての取り組み

    世界中で、毎年約125万人、これは1日あたり約3,287人、が交通事故で亡くなり、さらに2,000万人から5,000万人が負傷または障害を負っています。⁶ 3Mでは、私たちはこれを受け入れがたいことと考えています。

    • 視認性の高いトラフィックドラムと警備員の前の標識がある道路の工事作業区域に、トラフィックコーンを備えたユーティリティトラックが停車しています

      「3Mはドライバー、歩行者、作業者など、道路上のすべての人の安全性の向上に取り組んでいます。そのため、私たちは時間、エネルギー、リソースの多くを新しい交通安全ソリューションの開発に投資をしています。そして、それが私たちが死者ゼロに向けた取り組みに係る誓約書に署名した理由です。」

      — 3Mトランスポーテーションセーフティ事業部 副社長 ダン・チェン(博士、プロフェッショナルエンジニア)

      交通事故死者ゼロに向けた取り組みは、交通安全ガイダンスを提供し、主要な利害関係者が協力してより安全な道路を建設するよう呼びかけることにより、致命的な交通事故を無くすための活動です。3Mは、死者ゼロに向けた取り組みに係る誓約書に署名し、80年以上の交通インフラの開発経験を活かして、市場において最も視認性が高く、最も耐久性があり、最も再帰反射性の高い交通安全製品を創ることで、このイニシアチブに貢献できることを誇りに思っています。


     

     
    • 詳細情報

      視認性の高い反射シートの工事保安資機材への使用、そして撤去可能な路面標示材を使用により、安全な工事作業区域の設計を支援することをお約束します。

      私たちのソリューションの詳細をご覧ください。

     

    出典