村井 一成 - Kazunari Murai
00004,10002,20006,30015,30018,40007,40001,40004,40002
鉄やステンレスを削る時に、砥石を使うと溶接用のケガキ線まで消してしまうけど、スコッチ・ブライト™ CNSベベルブラックを使えば、線は残したまま黒皮を剥がせます。低い電気でティグ溶接をする時は、できるだけフラットな状態でピタッとくっつけて溶接をしたい。面落ちしてもだめ。ピン角のまま。この作業、慣れた職人ならできるけど若い人だと力加減が難しい。
その点、スコッチ・ブライト™ CNSベベルブラックだと力を入れても削り過ぎない。以前はティグ溶接の不良率が3分の1ぐらいあったのが、今では0です。本当に要らない部分だけを落としてくれます。
自分たちも助かっているけど、若い子たちはより助かっているんじゃないかな。働き始めて3年くらいは、ついついグラインダーに角度をつけて、力を入れてしまうから。 100個作る時は100個同じものができていなければ駄目だから、仕上がりが使う人に左右されないのは良いですね。
私は良いものにはお金をかけます。いらないものにはお金も人もかけません。事務の人間は価格の数字だけ見て高い安いを判断するけど、なんで高いかっていうのは作業する人にこそ分かる。
初めて触った時、従来の砥石との感触の違いに驚きました。使った瞬間、これほど(良い)ならこれぐらいの値段するよな、と納得しました。
「良いものは高い」って表現あるでしょ。あの言葉通り、使った瞬間に「これだけ削れるならそりゃ高いだろう」と感じましたね。とは言え予算の問題があるから、価格が2倍になるなら、作業効率は3倍以上にならないと使えません。その点、スコッチ・ブライト™ CNSベベルブラックにしたら効率は3倍ぐらいアップしましたし、持ちも良いので満足しています。力を入れなくて済むから疲れないし
ステンレスの焼けたところを落としたり、溶接の仕上げに少しだけ削りたいという時は、スコッチ・ブライト™ ベベルブラウンを使って、そのまま仕上げて終わりです。あとは何もいらない。
一番いいのは馴染むところですね。最初の当たりはどうしてもコツンと当ててしまうけれど、それをやっても食い込まず、そのまま馴染んでいく。その後の仕上げまでできるから、一番重宝してますね。工場長特権で「僕専用」を注文するほど気に入っています。良いものだから、独占して他に渡したくなくなる(笑)。
小さくなったらエルボーの加工など狭い場所用にして、ぎ りぎりまで使います。それこそ、プラスチックの部分が出 るまで捨てられない。メーカーさんにとってはあまり美味しくないかな。最後まで使い切っちゃうから。
(外径:90mm、厚み:13mm)
仕上がり相当 | : | #120 |
砥粒の種類 | : | S(シリコンカーバイド) |
最高使用回転数 | : | 12,000 r.p.m. |
(外径:90mm、厚み:10mm)
仕上がり相当 | : | #180 |
砥粒の種類 | : | A(酸化アルミニウム) |
最高使用回転数 | : | 12,000 r.p.m. |
金属表面の汚れ・皮膜・キズのみを除去し、削り過ぎることがありません。
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