3M™ ダイノック™ フィルム FAQ　施工について

こちらに施工マニュアル 、納まり事例集を掲載しています。
また施工動画もご用意していますのでこちらの施工動画一覧ももご参照ください。

石膏ボードや金属板など様々な下地に貼れます。対象下地の詳細は下地基材適合表(PDF, 340 KB)をご参照ください。不燃認定の対象となる下地基材は各種認定/法規情報(PDF, 404 KB) をご確認ください。

塗装面への施工は可能です。但しフッ素系やシリコーン系などの付かない塗装もありますので目立たない箇所でお試しのうえご判断ください。塗装の上に施工する場合は、こちらの副資材資料の右下欄(PDF,340 KB) (注5)もご参照ください。

屋外や半屋外、軒天には3M™ ダイノック™ フィルムEXRシリーズ（屋外耐候性フィルム） ^※ もしくは3M™ ダイノック™ フィルム スタンダード製品のお日様マーク付きの品番が施工可能です。但し、耐用年数はシリーズにより異なりますので以下のシリーズ別のページをご参照ください。
・EXRシリーズ^※の詳細についてはEXRシリーズ^※のページをご参照ください。
・お日様マークの詳細についてはこちらの「選定にあたってのご注意」(PDF,340KB)の中の「屋外での使用」項をご参照ください。
また浴室等のケイ酸カルシウム板下地やモルタル下地には、施工は可能ですが水分の影響を受ける環境で含水する多孔質材への施工はお勧めしません。金属等の含水しない下地をご選定ください。詳細は下地基材適合表(PDF,404KB)をご参照ください。

※　EXRシリーズは、EXシリーズの後継品です。

WH-200、PWF-500は石膏ボードへの施工が可能です。下地の平滑性、不陸などが筆記性、消去性や投影画像の品質に影響を与えるため、十分な下地調整を行いゴミなどの付着物を完全に取り除いてから施工してください。詳細はシリーズ別選定施工にあたってのご注意(PDF,340KB)をご参照ください。

日射が当たる外壁ガラス室内側への施工は、紫外線により粘着剤が劣化するためお勧めしません。屋外のガラスに施工する場合は雨水や結露など水分の影響を受けない部位に施工してください。なお、光が透過する環境ではフィルム製造時のムラや粘着面にある空気抜きの溝、裏面に印字されている∞PVCマークが見える場合があります。

下地との接着性向上、アルカリや可塑剤の影響を止める働きがあるためほとんどの下地に対してプライマーの使用をお勧めします。プライマーの選定や塗布箇所に関してはこちらの取扱説明書(PDF,693KB)をご参照ください。

水性プライマーをお勧めします。水性プライマーの種類については水性プライマーの製品説明書(PDF,803KB)をご参照ください。

重ね貼りすると不燃認定に該当しません。また下地側のフィルムやその下の基材が劣化した場合に剥れたり浮いたりする場合があります。
下地側のフィルムによっては重ね貼りしにくい品番もありますので詳細はシリーズ別選定・施工にあたってのご注意(PDF,964KB)をご参照ください。
なおARシリーズ（キズ防止フィルム）の上へフィルムを重ね貼りする場合には、十分な密着性を出すために下地側のフィルムのサンディングが必要です。
120番以上のサンドペーパーでフィルム表面を十分にサンディングしてから更に180番のサンディングペーパーで平滑にし、削り粉が残らないよう水拭き後、3M™ プライマーDP-900N3を塗布してください。

フィルムを剥がして新しいフィルムに貼り替えることをお勧めします。

お勧めする除去方法はありませんのであらかじめフィルム表面に付着させないようにご注意ください。

3M™ ダイノック™ フィルムは再剥離可能な製品ではありません。フィルムを剥がすことにより下地を痛めたり粘着剤やプライマーの跡が残りますので現状復帰工事が必要となります。剥離方法についてはこちらの「剥離方法」項(PDF,796 KB)をご参照ください。

目地への貼付方法(PDF,275 KB) もしくは施工の基本技術 眠り目地(動画) をご参照ください。