水残りを早く消すための方法として、「室内を乾燥させる」 「室内の温度を上げる」、「扇風機などでフィルムの表面に風を当てる」といった方法があります。これらの方法で、水が抜けるまでの時間を格段に短くすることができます。比較的小さな水残りであっても、室内の湿気が高さや、結露など、環境によって水が抜けるまでに数カ月を要する場合もあります。目安として、500円玉より大きい水残りにならないよう、施工時にしっかりと水抜きをしていただくことがポイントになります。
右のグラフは、実際に1月の東京のあるオフィスでのグローブ温度の測定結果を表したグラフです。日差しがある時間帯の温度を確認すると、冬場でも窓際の温度が35℃に達することが分かります。フィルムを貼ることによって窓際の温度が30℃に抑えられており、窓際の環境が快適になっていることが分かります。
測定条件:
日時:2012年1月30日
場所:東京都内オフィスビル・15階西面
測定環境:ブラインドなし、空調設定あり