3Mは数十年にわたって接着接合技術の世界的リーダーであり、その実績を示す特許を有しています。当社は製品のイノベーションを推し進め、お客様に対し、高い品質、信頼性のある接着接合ソリューションを提供します。テープや接着剤は3Mサイエンスと最先端の評価体制で厳格評価し、お客様が材料の特性を予測する上で役立つデータを提供しています。
スマートフォン、無線 スピーカー、ウェアラブル端末、スマートホームデバイスの開発、あるいは最先端技術の着想を得たい場合も、3M™ 接着剤およびテープ製品群がお役に立ちます。両面粘着テープ、転写テープ、フォームテープ、接着剤など、エレクトロニクス業界で支持される当社のエレクトロニクス接着接合ソリューション製品群はユーザーのニーズを念頭に置き設計されています。
接着接合や組立におけるユーザーの課題を解決するテープや接着剤ソリューションを幅広く取り揃え、お客様の設計ニーズに対応します。最先端の設計提案と優れた信頼性と機能性の両面でサポートするため、お客様の優れた製品設計に寄与します。
用途: ディスプレイ、フロントカバー、バックカバー、バッテリーの接着接合。
用途: ディスプレイ、ガスケット、スピーカー、カメラ装飾リングの接着接合。
用途: スピーカーガスケット、ホームボタン、キーボード、アクセサリーなど、コンポーネントの接着接合。
用途: バッテリーの接着接合、フロントカバーの接着接合、バックカバーの接着接合、フレキシブル OLED ディスプレイの接着接合、カバー材の接着接合。
用途: ディスプレイの接着接合、バッテリーの接着接合、FPC の接着接合、コンポーネントの接着接合、有機 EL ディスプレイの接着接合、リフローはんだ。
多くの製品・デバイスには落下やその他の衝撃に対する耐久性が求められます。いかに厳しい環境にさらされようとも、お客様は製品の高い耐久性と機能性を期待します。当社のエレクトロニクス製品向けテープおよび液状接着剤による接着接合ソリューションは、様々な落下、衝撃、震動による衝撃に耐久性を発揮し、機器やコンポーネントの製品寿命を延ばします。
3M接着接合ソリューションは、以下のメリットをもたらします。
用途:ディスプレイの接着接合 | フロントカバーの接着接合 | バックカバーの接着接合 | バッテリーの接着接合
デバイス:スマートフォン | スマートスピーカー | スマートウォッチ
お客様の製品寿命にあわせて、衝撃を検査することができます。当社では基本的な材料特性を分析・比較し、材料加工後の挙動にも目を向けます。
3Mはお客様独自の製品設計で、以下の試験を実施できます。
ドロップタワー試験
落下試験
耐衝撃性に優れた3Mボンディングソリューションを下表に示します。製品を比較し、御社製品に適したソリューションをお選びください。
• = 良い •• = より良い ••• = 最適 •••• = 構造用接着剤の強度
*アジアでのみご利用いただけます
本ページで示されている技術情報およびデータは代表値または標準値です。仕様値ではありませんのでご了承ください。本ウェブサイトに掲載されている3M製品には、一部地域でご利用いただけないもの、または現時点で入手不能なものがあります。製品在庫については最寄りの営業担当者にお問い合わせください。
落下抵抗試験で採用すべき試験方法を教えてください。
御社製品の設計、通常使用時のリスク要因、環境要件によって、採用すべき試験は異なります。たとえば、ディスプレイの引張変形が脆弱であると思われる場合、引張衝撃試験の採用をお勧めします。詳細については「衝撃試験方法」をご覧ください。
自社製品の落下強度を高めるボンディングソリューションを教えてください。
設計に応じて適切なボンディングソリューションも異なります。ディスプレイ破損防止とコンポーネントの保護に懸念がある場合、衝撃吸収機能を持つ、薄さ 150 μm の3M™ VHB™ ボンディングソリューションをご検討ください。強力な接着接合性が求められる用途には3M™ プラスチック接着剤 2665B などの液状接着剤をご検討ください。接着剤の厚さがディスプレイの落下耐性を高め、ひび割れを防止する効果がある点に目を向けることが重要です。
はく離接着力と耐衝撃性との関係について教えてください。
はく離接着力は接着性能の中でも基本的な要素です。ただし、はく離力の高さが必ずしも高い耐衝撃性につながるとは限りません。たとえば、はく離接が高い硬質フォームの引張耐衝撃性は低くなります。3M™ VHB™ テープは業界屈指の耐衝撃性能が発揮できるよう設計されています。
エレクトロニクス製品のキッチンへの設置、屋外設置のいづれにおいても、堅牢で耐水性に優れた接合は欠かせません。3Mでは様々な水量や水圧への耐性があるテープや接着剤などのボンディングソリューションを各種取り揃えており、耐水性に優れた製品設計が可能です。
3M接着接合ソリューションには以下の長所があります。
用途: ディスプレイの接着接合 | ガスケット | スピーカーガスケット | カメラ装飾リングの接着接合
デバイス:スマートフォン |ウェアラブル端末 | 監視カメラ
テープや接着剤は接合材としてはもちろん、シーラントやガスケットとしても機能します。
3Mはお客様製品設計をもとに、以下の試験を実施できます。
防水・防塵保護、IPXX
耐水性に優れた3Mボンディングソリューションを下表に示します。製品を比較し、御社製品に適したソリューションをお選びください。
*アジアでのみご利用いただけます
本ページで示されている技術情報およびデータは代表値または標準値です。仕様値ではありませんのでご了承ください。本ウェブサイトに掲載されている3M製品には、一部地域でご利用いただけないもの、または現時点で入手不能なものがあります。製品在庫については最寄りの営業担当者にお問い合わせください。
デバイスを防水仕様にする手順を教えてください。
流体を永久に浸透させない特性を防水と定義し、一定の時間、一定の圧力下で流体を通さない特性を耐水と定義します。当社のソリューションはデバイスを耐水の状態に保ちます。まず、ハウジングの部品間に隙間がないか、隙間を最低限にするよう設計することが肝要です。次に、隙間がある表面を埋めるだけの柔軟性があるボンディングソリューションの選択が必要です。隙間がテープの厚さよりも深い場合は、厚みのあるテープで隙間が埋まるか試す必要があります。隙間が広すぎるか均一でない場合は、接着剤を検討してください。液状接着剤を使用した際には硬化して隙間が埋まっていることを必ず確認してください。クランプとリブで接合部の厚さを制御すると、リブに沿って気泡が発生し、耐水性が低下する場合があります。接合幅が狭い場合は特に注意が必要です。
防水と耐水の違いについて教えてください。
流体を永久に浸透させない特性を防水と定義し、一定の時間、一定の圧力下で流体を通さない特性を耐水と定義します。
テープはすべて耐水仕様ですか?
耐水性は設計によって異なります。接合しようとしている表面の特性の変動に対応できるだけの順応性を持ったテープを選択することが重要です。アクリル接着剤は通常、優れた接合性を発揮しますが、厚さが重視されます。柔らかい粘着剤は通常、凹凸のある表面や接合が難しい表面に塗れ性を与えます。3M™ VHB™ テープなど一部のフォームテープでは、漏れを防ぐのに役立つ独立気泡があります。
耐水性を調べるために、通常、次のような等級が使用されます。
PEフォームテープとアクリルフォームテープはどちらが耐水性に優れていますか?
3M™ VHB™ テープは、凝集度/バルク強度に関して PE フォームテープよりも強力になるように設計されたアクリルフォームテープです。VHB テープは、落下またはせん断関連用途で優れたパフォーマンスを発揮するよう設計されています。また、VHB テープは独立気泡ですが、PE フォームは通常、水が気泡チャネルから侵入できる連続気泡です。
新規に設計製品には難接着プラスチックなど、接合が難しい材料が増え続ける傾向にあります。3Mは異種接合において、強固かつ信頼性の高い接合を可能にするテープや接着剤のソリューションを提供します。
3M接着接合ソリューションには以下の長所があります。
用途: スピーカーガスケット | ホームボタン | ファブリックキーボード | アクセサリーなど、コンポーネントの接着接合
デバイス:スマートフォン | スマートスピーカー
当社はお客様の製造工程に合わせて、最適なテープや接着剤を提案いたします。
3Mはお客様製品設計をもとに、以下の試験を実施できます。
180 度はく離
耐衝撃性に優れた3Mボンディングソリューションを下表に示します。製品を比較し、御社製品に適したソリューションをお選びください。
• = 良い •• = より良い ••• = 最適 •••• = 構造用接着剤の強度
*アジアでのみご利用いただけます
本ページで示されている技術情報およびデータは代表値または標準値です。仕様値ではありませんのでご了承ください。本ウェブサイトに掲載されている3M製品には、一部地域でご利用いただけないもの、または現時点で入手不能なものがあります。製品在庫については最寄りの営業担当者にお問い合わせください。
接着しにくい素材として一般的に知られている材料を教えてください。
一般的に接着しにくい素材には次のようなものがあります。フォーム、グラファイト、ゴム、シリコーン、金属メッシュ、塗装面、コーティング済み PET フィルムポリカーボネート、ポリプロピレン、粉体塗装面。
エレクトロニクス製品向け用途で採用可能な表面処理が数種類あります。
一般に、素材の表面エネルギーを高めるか、コンタミを減らすかのいずれかの処理で成分が均一化された接合表面を形成します。
具体例は以下のとおりです。
コロナ処理
フレーム処理
プラズマ処理
大気圧プラズマ処理:
PSA(感圧接着剤)を「活性化」させる手順を教えてください。
感圧型接着剤(PSA)が適切な接着力を発揮するよう、以下の手順を実行します。
貴重な材料の場合は、リワーク性が求められます。残留物を取り除き、表面を洗浄することは非常に手間がかかります。そのため3Mでは、リワーク専用の接着テープや接着剤を開発し、効率アップを支援しています。デバイスコンポーネントのリワークや再接合、位置の変更が必要な場合は、当社のテープや接着剤が威力を発揮します。
3Mボンディングソリューションには以下の長所があります。
用途:バッテリーの接着接合 | フロントカバーの接着接合 | バックカバーの接着接合 | フレキシブル OLED ディスプレイの接着接合 | カバー材料の接着接合
デバイス:スマートフォン | パソコン | タブレット端末端末 | スマートウォッチ | スマートスピーカー
3M家エレクトロニクス向けテープと接着剤は、単なる接合以上の機能を有します。当社では複数のリワーク性に対応した製品を設計し、お客様の製造プロセスの効率化に寄与します。
リワーク性に優れた3Mボンディングソリューションを下記に示します。製品を比較し、御社製品に適したソリューションをお選びください。
*アジアでのみご利用いただけます
本ページで示されている技術情報およびデータは代表値または標準値です。仕様値ではありませんのでご了承ください。本ウェブサイトに掲載されている3M製品には、一部地域でご利用いただけないもの、または現時点で入手不能なものがあります。製品在庫については最寄りの営業担当者にお問い合わせください。
テープや接着剤の一般的なリワーク法を教えてください。
テープや接着剤の一般的なリワーク法は以下のとおりです。熱はく離、化学物質排出、ストレッチリリース。
リワーク性が求められるタイミングを教えてください。テープや液状接着剤にとってリワーク性が重要な特性である理由を教えてください。
組立工程中のコンポーネント変更で解体が必要なパーツを再結合する際、優れたリワーク性が求められます。フレームに傷がある、破損していないディスプレイを取り外す際に解体が求められます。リワーク性に優れているとデバイスの修理も容易になります。
リワークとリポジションの違いを教えてください。
エレクトロニクス業界では一般に、デバイスの組み立て工程で接合部を調整することをリポジションと定義しています。リポジションは通常、数秒または数分以内で完了します。
リワークは接合を解くことと定義され、はく離とも呼ばれ、全体の組立を分解せずにコンポーネントが交換できるため、廃棄物削減に寄与します。たとえば欠陥や損傷のあるディスプレイ、傷が付いた金属製フレームを交換する際、リワークが必要です。
デバイスの修理では、損傷したディスプレイやバッテリーの交換でリワーク性が求められます。修理では数か月から数年におよぶリワーク性が要求される場合もあります。
またリワーク性に優れていると、製品寿命終了時にデバイスに使われていたコンポーネントや材料の復元やリサイクル効率が高まります。製品寿命でリワーク性が求められる期間は 3 年を上回ります。
高温多湿の気候で製品が台無しになることはありません。当社のエレクトロニクス製品用テープおよび接着剤は、結合後のデバイスが短期間、長期間を問わず、様々な熱に晒されても、コンポーネント内部や外的環境において信頼性の高い結合状態を維持できるよう機能します。
3M接着接合ソリューションには以下の長所があります。
用途:ディスプレイの接着接合 | バッテリーの接着接合 | FPC の接着接合 | コンポーネントの接着接合 | 有機 EL ディスプレイの接着接合 | リフローはんだ
デバイス:スマートフォン | 自動車用ディスプレイ |パソコン | ウェアラブル端末
当社では応力や熱の値に応じた接合強度試験を実施し、材料の挙動を予測することが可能です。当社はこのデータをもとに、温度上昇時に対しても信頼できる接着接合ソリューションをお客様に提案します。
3Mはお客様独自の製品設計で、以下の試験を実施できます。
せん断保持力が基準を満たせなくなる温度
引張破断強度
せん断/引張試験
耐熱性に優れた3Mボンディングソリューションを下表に示します。製品を比較し、御社製品に適したソリューションをお選びください。
*アジアでのみご利用いただけます
本ページで示されている技術情報およびデータは代表値または標準値です。仕様値ではありませんのでご了承ください。本ウェブサイトに掲載されている3M製品には、一部地域でご利用いただけないもの、または現時点で入手不能なものがあります。製品在庫については最寄りの営業担当者にお問い合わせください。
温度変化に応じたテープの挙動と剛性の変化を確認する方法を教えてください。
接着剤とテープは高分子材料であり、金属とは異なり粘弾性があり、その特性は振動数と温度で変動します。そのため、負荷、温度、形状が変化した場合の機械的応答を示すデータを取る高度な試験が必要です。
3M™ 接着剤とテープはエレクトロニクス製品の組み立てプロセスを簡略化し、優れた設計の実現に寄与します。3Mの接着接合エキスパートまでお問い合わせください。お客様の設計や組み立てのニーズを満たす、適切なボンディングソリューションをサポートします。