強力な接合力を持つ3Mの工業用テープ・接着剤とそれを支える科学(技術・ノウハウ)が、お客様の革新的な設計をサポートしているかを紹介します。
3Mの工業用接着剤とテープで、革新的な製品デザインを考案し、組立工程を合理化しましょう。異種材料の接合やシーリングを行う場合でも、優れた強度と美観を実現します。
プラスチックと金属を接合する場合、化学的接着と拡散接着のどちらの方法が長持ちするでしょうか。接着剤やテープが被着体に接合するしくみを理解して、正しい3M接着結合ソリューションを選びましょう。
強力な接着剤を選べば、長持ちする接着剤が手に入るのでしょうか。接着強さは相対的であり、被着体の種類と、接着剤の接着力と凝集力によって決まります。
接着剤の最大の要件は、2つの材料を結び付けながら、使用時にそれらが受ける応力に耐えることです。接着剤は、思うほど、直感的に使用できるものではありません。テープ・接着剤の科学は、化学と物理、力学と流動学、設計とエンジニアリングの知識が必要な学際的分野です。
テープ・接着剤の科学、つまり、接着学は、接合部の形状、接着剤の化学組成、被着体の表面という、同等に重要な3つの柱で構成されています。これらの要素を理解することで、接着剤の選定と接着のエンジニアリングの基礎が身に付きます。これは、接合された組立の最終的な性能を左右する大切な役割を果たします。
表面の化学組成によって、接着剤が十分な接触を得て、接合ができるかどうかが決まります。清浄性や表面性状など、独特の要素が、接着性能に影響します。表面科学では、これらや、被着体の表面に影響するその他の特性を研究します。
接合部の形状は、接着剤の性能に影響します。また、応力の方向と強さにも影響します。接着剤は、機械的接合や熱による接合と比べて応力への反応が異なるだけでなく、被着体や接着剤の化学組成によっても反応が異なります。
各接着剤独自の接着剤の化学組成によって、特定の接合用途への適合性が決まります。化学組成は表面に接合する接着剤の能力に影響するだけでなく、化学組成が異なると応力 (荷重、温度、環境) への反応も異なります。
目的の用途に適した3M接着接合ソリューションを組み合わせることで、強固な接合が形成されます。3Mのソリューションによって、どのように組立工程を合理化し、最終的な製品の外観が向上するかをご覧ください。