持続可能な発展には期限がありません。 ライフサイクルマネジメントは、3Mが製品導入の際にグローバルで行っているプロセスの一環です。 新製品を開発する初期の段階から次のような重要な質問をします。
「3Mはどのようにして製品が環境に与える影響を低減することができるか?」、「3Mはそれをどのようにして販売するのか?」、「製品は最終的にどのように処分されるのか? 」
3Mは、製品を市場に導入する際、環境、健康、安全という全ての観点で検証しています。
3Mは、すべての新製品および既存製品に関するライフサイクルレビューを実施することを定めたライフサイクルマネジメントポリシーを、2001年に採用しました。
毎年何百もの新製品を導入している3Mでは、製造した製品の環境、健康、安全に関する影響を常に改善していく継続的な取り組みを行ってます。
カートンや包装フィルム、袋に至るまで、3Mは既成概念にとらわれずに考え抜きます。
ライフサイクルマネジメントプロセスにおいて重視することの一つとして、梱包資材を減少させることで環境やコスト削減を実現することを常に行っています。
3Mは、再設計や再利用、再利用性の向上、再利用資源の活用、容積の最大化を通じ環境負荷の低減を図っています。
それにより、梱包資材に関連する消費エネルギーの減少、輸送コストおよび排気量の削減、在庫や廃棄スペースの最小化を実現しています。
ポスト・イット® ノート/ふせん まるごと再生紙キューブは、素材から使い終わりまでの環境への影響を考えた製品です。
パルプ配合率100%の再生紙を使用し、省包装タイプの450枚積層キューブです。 エコマーク、グリーン購入法適合商品、GPNエコ商品ねっと掲載品、グリーンマークに認定されています。
パッケージは、有害物質を含む湿し水が不要な水なし方式で印刷しています。これに加えて、ポスト・イット® ノート/ふせん まるごと再生紙キューブは売り上げの一部を「緑の募金」に協力しています。
当社は、スコッチ・ブライト™ バスシャイン™ スポンジソフトハンドル付の梱包を大きく減らしました。
梱包の設計では、製品を固定できる最小限の紙のパッケージを使用し、製品の形状が分かりやすくハンドルの握りやすさを実感できるデザインと仕様を採用しました。
学生時代に学習した幾何学が現実社会で役に立っています。それは立方体(容積率)です。倉庫の保管や物流において、立方体で考えることは、倉庫エリアやトレーラー、コンテナのスペースを最も効率的に使用する、容積(収容)率を最適化することにつながっています。 容積率は、一般的に「全体スペース」または「使用可能スペース」として計算されます。 3Mはこの考えを基に、製品に必要な保管および輸送スペースを削減しています。