団塊の世代が75歳以上となる2025年、高齢者の数がピークになる2040年に向けて、医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれています。「可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けたい」という患者個人のニーズの高まりも受けて、在宅医療を中心にした「地域包括ケアシステム」の構築が日本全体で進められています。
在宅医療では様々な背景を持つ患者がおり、そこで生じる課題やお困りごとも千差万別ですが、お悩みとして寄せられることの多いテーマが、褥瘡や下肢潰瘍に代表される「創傷治癒」と、高齢者の「スキントラブル」です。
3Mでは、在宅医療でお役に立てる「創傷治癒」と「スキントラブル対策」に関連するコンテンツをご用意しております。在宅医療に従事されている皆さまを、製品だけでなく勉強会資料や使い方の手順資料などでもサポートしてまいります。
解説:高水 勝(スリーエム ジャパン株式会社)
在宅医療における「衛生材料」「保険医療材料等」の費用負担のルールについて解説します。「在宅療養指導管理料」の算定の有無によって運用が変わります。「衛生材料等提供加算」など、有効に活用いただきたい制度の解説も併せて解説いたします。
解説:高水 勝(スリーエム ジャパン株式会社)
2020年度の診療報酬改定で、在宅の患者さんにも局所陰圧閉鎖療法(NPWT)が保険算定できるようになりました。関連学会の「適正使用指針」の遵守が必須です。NPWTの具体的な運用と併せて創傷被覆材などの「特定保険医療材料」の関連情報も交えて解説します。
医療現場でお悩みの多いトピックスについて、原因と対策を解説したページです。
テープやドレッシング材などの粘着製品を使用し、剥がすときに皮膚がめくれてしまう・赤くなって痛みを感じるという皮膚トラブルは、重篤化して追加治療を必要としたり、QOL向上に支障をきたす場合もあります。原因を正しく理解し、対策を実施しましょう。
チューブ・カテーテル類の管理において、「抜去しないようにしっかり固定したい」と、「皮膚トラブルを起こさないようにケアしたい」の2つは、両立が難しい課題です。事例や固定テクニックの動画等も合わせて、対策を解説しています。
MDRPUは、医療現場で使用される様々な医療機器による圧迫で生じる創傷です。一般社団法人日本褥瘡学会から提唱されている「MDRPU予防・管理フローチャート」の中から特に「外力低減ケア」に着目して、フィッティングの工夫などを紹介しています。
スキントラブル対策にお使いいただける3Mの製品です。一部製品はサンプルもご請求いただけます。(※サンプルのご提供は医療従事者に限ります。)
・3M™ ジェントルフィックス™ さくっと楽に切れるテープ (肌にやさしく幅広い用途に使える汎用テープ)
・3M™ マイクロポア™ S やさしくはがせる シリコーンテープ (肌へのやさしさを追求したシリコーン粘着剤採用のテープ)
・3M™ テガダーム™ スムース フィルムロール(入浴時の防水カバーやずれ・摩擦軽減に使える未滅菌ロールフィルム)
・3M™ テガダーム™ コンフォート フィルム ドレッシング(カテーテル穿刺部固定等に使える滅菌フィルムドレッシング)