垂直方向であっても、水平方向であっても、「コンファインド・スペース」に進入する場合は、特別な装置・器具を使用することにより、救助活動を行うことができます。これは、作業者に近付くことが難しい可能性がある、狭隘空間において特に重要です。
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「コンファインド・スペース」での作業、及び救出
「コンファインド・スペース」は大きさや深さ・形が様々です。「コンファインド・スペース」システムは、調整可能で、現場に合わせて適用性が高い必要があります。アクセスする必要がある空間の最大および最小穴寸法と形状を確認し、対応できるシステムを選択してください。
道路のマンホールなどの空間に進入する場合は、垂直システムが必要です。タンクなど、側面から進入しなければならない空間もあり、そのような空間には、側面から進入するタイプや水平タイプのシステムが必要です。
一体型の三脚は非常に使いやすく、さまざまな用途に利用できます。組み立て型のDavit システムはより複雑になる可能性がありますが、各種アームサイズやベースオプションにより汎用性も高まります。
一時的な作業においては、軽量で使いやすい、取り外し可能な「コンファインド・スペース」システムが必要です。大桶やタンクなど危険作業区域に頻繁にアクセスする場合は、常設ベース型のDavit システムが最適です。
親綱の種類と長さは、検討できるオプションが複数あります。典型的な機械式器具には、人体持ち上げ用ウインチと3ウェイの安全ブロックがあります。どちらにも、墜落制止と緊急救助ウインチ機能があります。状況によっては、バックアップシステムが必要です。
システムは、危機にシンプルに効率よく、速やかに対応できる能力を提供するものでなければなりません。緊急時に、最も重要になるのは「時間」です。必要なときに、最高の性能を発揮することができる3Mの高い品質のシステムをご選択ください。
システムは、墜落制止、救助、乗用、資材処理など、用途への適性を評価する必要があります。強度が高く軽量で使いやすいものをご選択ください。さまざまな状況に対応できるように、汎用性のある製品が求められます。
全ての構成器具は、厳しい使用条件や、風雨などの環境にさらされても耐えられるように、丈夫で高品質の素材で作られている必要があります。粉体塗装および亜鉛メッキアルミ製なら、耐久性が得られるほか、全体の重量も抑えられて使い勝手が向上します。