A pink and maroon banner with a man wearing full protective equipment - Safety helmet, eye protection, respirator, jumpsuit, gloves, and safety harness

化学物質による労働災害防止のための新たな規制について

 

対策は万全ですか?

化学物質による労働災害を防止するため、労働安全衛生規則等が改正されました

リスクアセスメントとは

リスクアセスメントとは、作業における危険性又は有害性を特定し、それによる労働災害や健康障害の重篤度(被災の程度)とその災害が発生する可能性の度合いを組み合わせて「リスク」を見積もり、そのリスクの大きさに基づいて対策の優先度を決めた上で、リスクの除去又は低減の措置を検討し、その結果を記録する一連の手法をいいます

リスクアセスメントの手順

Safety precaution risk assesment notice

作業現場に存在する危険性、有害性の特定およびリスクの見積もり

 

作業環境中の有害物を評価する方法として、場の測定と個人ばく露測定の2つがあります。作業環境測定は場の測定となります。

 

Working environment A/B Measurment method

個人ばく露測定のほうが作業環境測定(A・B測定)よりも測定値が高めになる作業の例

  • 発散源が一定でない作業(移動しながら行う塗装作業や溶接作業など)
  • 発散源がA測定の高さ範囲(50‐150㎝)から外れる作業
  • 同一の作業者が複数の作業場所を掛け持ちしている場合

より確実なリスク低減措置(ばく露を最小限度にする、有効な呼吸用保護具の選定)のためには、リスクを正しく評価することが重要です

3M™ ガスモニター(パッシブサンプラー)は襟元に装着するだけで有機ガスやホルムアルデヒドの個人ばく露測定、作業環境測定の個人サンプリング法(C・D測定)に使用できます。


リスク低減措置の検討・実施

リスク低減措置の優先順位

  • 本質的対策(危険性や有害性のより低い物質への代替など)
  • 工学的対策・衛生工学的対策(発散源の密閉、局所排気設置の設置など)
  • 管理的対策(作業手順の改善等)
  • 有効な個人用保護具の使用

工学的対策や管理的対策などを適用できなかったり、適用してもばく露等を許容されるレベルまで低減できない場合に、有効な個人用保護具によるリスク低減措置を考えます。

有効な個人用保護具の使用

正しい保護具の選択

3M™ 呼吸用保護具選択ソフトウェア


正しい保護具の管理

3Mでは有効な個人用保護具を使用するための様々なサポートツールをご提供しています