進んでいますか?リスクアセスメント対策
リスクアセスメントは危険を可視化し、作業場の「安心」と「安全」を確保することが可能になります。
リスクアセスメントとは、職場の潜在的な危険性・有害性を見つけ出し、これを除去、低減して、労働災害を未然に防ぐための手法です。
2016年の労働安全衛生法の改正により義務化され、2018年からは対象の化学物質が672*1)物質に拡大しました。また、リスクアセスメントの結果に基づいて、労働安全衛生法令上の措置を講じる事も義務化され、指示に従わない場合や計画を実施しない場合は勧告、勧告にも従わない場合は企業名を公表されるケースもあります。
*1)新たに10物質を追加、うち1物質は既存のものと統合により計672物質
「ラベル表示・SDS交付・リスクアセスメントの対象にさらに10物質が追加されます」(厚生労働省)
(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000049215.pdf)をもとにスリーエム ジャパン株式会社作成
実施事項①有害物質の測定
危険性又は有害性ごとのリスク見積もり
事業場における化学物質などの気中濃度を測定し、ばく露限界値と比較する方法が推奨されています。
実施事項②防毒マスクの正しい選択
優先度の設定・リスク低減措置の検討
防毒マスクには様々な種類があり、選択を間違えると事故につながる恐れがあるので注意が必要です。
実施事項③防毒マスクの正しい管理
リスクの低減措置の速やかな実施
使用限度(破過)や、保管方法などに注意しながら、防毒マスクを使用します。